【2日目 8月19日(金)】

デンマークに来て初めての朝。
快晴。少しひんやりした爽やかな風。
日本だと絶対にそんな事はないのに旅先だと不思議なもので、寝ているのがもったいなくて早朝の散歩に出た。
ホテル(宿)の前の王立公園や朝市、メインストリートなど。
中には駅の反対側や、ずっと遠くまで行った果敢な人達もいましたが…。

朝ごはんの一例 朝食は、パン、シリアル、ハム、チーズ(固形のものを自分でスライス)、ツナ、ジャム、ヨーグルトは牛乳パックに入っていた。きっとオープンサンドにして食べるべきだったんだろうけれど、別々で食べる人の方が多かった。野菜がほとんどなかったのが残念だった。

食後、皆で練習場所に向かう。
集合した時点で聞かされたバスタオルの件。
4泊中1回しか変えられない!!!
「え〜、昨日床拭いちゃったよ…」という声も多かった。

練習場所と同じ敷地の教会練習場所は、王立公園を抜けて市庁舎前広場から見える聖クヌード教会の隣、レンガ造りの重厚な図書館。
半地下のそこは、中に入ると少しカビ臭い感じがした。古い本がたくさんある事を示す匂い。学校の図書室を思い出した。
高い天井。なぜか和紙張りの和風な照明が下がっている。床には現地でお借りした打楽器・大型楽器と椅子、木箱に入った譜面台が置かれていた。
セッティングをし荷物を置いて、個人練をしてもいいし、観光してもいいし、自由。
私の場合はまず隣の聖クヌード教会へ。戸は閉まっていたが、皆の為の教会だから入っちゃいけないことはないよね!と、厚くて重い木の扉を開ける。
生まれて初めて教会というものに入った。
教会内部教会の中は壁も天井も白。左右対称のきれいなアーチを描いている。高い天井から下がるシャンデリアや壁面の装飾も見事だ。ただそこにあるだけなのに、雰囲気に圧倒される。神聖とか荘厳という言葉がぴったりだと思った。なんだか日本みたいにお賽銭を放れば誰でも気軽に拝める感じのカミサマじゃないような気がした。

その後オープンテラスで昼食。陽射しの強烈さを身をもって知る。
デンマークに来て初めて個人で食べる食事。店に入る段階から日本と違っていた。
各自、適当に席に座る。と、中から店員がメニューを持って現れ、まずドリンクを注文。ドリンクが来た段階でメインディッシュを頼む。
ところが英語表記のメニューがなかなか読めない。写真もないので一つ一つ解読しなければならない。大抵の店に写真付メニューのある日本はすごく親切な国だと思った。
お勘定の方法も、レジカウンターではなく、食べ終わる頃に伝票が渡され、席で支払う。
コインの数字が小さくて、色形にも慣れないので苦労した。日本円は硬貨にでかでかと表記されているから、そういう点でもやっぱり親切だと思った。

街を歩いていると、土曜ということもあってか子連れが多かったように思う。そこで見かけたのは対面式のベビーバギー。黒い布張りでサンシェード付。日本で見かけるタイプと違ってオシャレだと思った。

練習風景昼食後、練習。

窓を全開で練習したら、綺麗な中庭からこれまた綺麗な風が入ってきた。ところでこの音はご近所迷惑にはならなかったのだろうか。日本で窓全開で合奏なんてやったらすぐに苦情が来そうなものなのに…。
明日が本番とあって、練習はとても緊張感のあるものだった。
せっかくここまで来させてもらって恥ずかしい演奏はできないから。
いつもと違って吹きづらいなぁと思ったら、どうやら湿度の違いが大きく関係しているらしかった。
ヨーロッパの乾燥した空気のおかげで弦楽器は鳴りやすく、またリード楽器はリードが乾燥しやすくなるので、いつも使っているのより薄めのリードでないと吹き辛かった(私が未熟なだけだと言われたら否定できないが…)。

レストランの看板みっちり4時間の練習の後、宿に戻り、夕食を皆で食べに行く。
途中、ガイドブックで紹介されていたような、すごくメルヘンな路地を見つける(後日そこがアンデルセン博物館のある一角なのだとわかった)。
場所は明日の演奏会会場のすぐ隣のアンデルセンホテル。
入口にアンデルセンが座っているベンチがあり、しばし撮影会となる。
メニューは、白身魚と鮭がメインのグリル料理と、
メインディッシュとポテト大人はついでにビール
デザートに3種のアイス(←美味!)。
デザート
デンマークにいる間中、メインディッシュの添え物は常に粉系(パンやパスタなど)だったが、唯一この時パンの代わりに新じゃがサイズのじゃがいもがボールにのって出てきた。
2日目にして早速米が恋しくなる。

20:00過ぎ、ショート隊が到着。先発隊の飛行機は揺れも少なく快適だったのに、ショート隊の便は乱気流で「超揺れた!!」そうです。お疲れ様でした。m(_ _)m

こうして、今回の参加者全員が揃ったところで2日目は終了。
明日はいよいよ演奏会!

←1日目へ3日目へ→