【4日目 8月21日(日)】

オーデンセ泊最終日。
午前中は自由行動。2日目とは別メンバーでもう一度聖クヌード教会に行こうとしたが、
日曜ミサで観光客は(特にキリスト教徒ではない私達は)軽々しく入れる雰囲気ではなかったので諦めた。
この近くにあるアンデルセンの幼年時代の家へ向かう。が、迷う……。地図を見てもよくわからない。
探しながら、近くの教会などの建物から聖歌?らしき歌声が聞こえてきた。日曜の朝は神に祈りを捧げる事から始まるようだ。

アンデルセンのおうちアンデルセンの幼少時代の家は、表通りから1本入った路地にあった。
「ここがアンデルセンの育った家ですよ」と自己主張する大きな看板もなく、こじんまりとした建物だった。
外から見ると、ペイントのせいかもしれないが家自体が斜めに傾いている?ような…。目の錯覚だったのだろうか。
生家とあまり変わらない(という印象を受けた)サイズの家の中には、靴職人だったという父親の仕事道具がそれっぽく置かれていたり、
博物館で見た切絵が展示されていた。アンデルセンが実際住んでいたのはこの建物の右端、小さな窓2つ分という狭さだったらしい。
きちんと手入れされた中庭は、小さなお花畑になっていた。

閑散としてます。それにしても…「日曜は休業日」と聞いていたが、本当に人がいない! 昨日のざわめきが嘘のように街の中は閑散としている。
こんな状態で演奏会になるのだろうか。
開いている店も少ないので(むしろほとんどないので)、アンデルセン博物館にもう一度行く。
そういえば行く先々で船吹を見かけたなぁ…それだけ小さい街という事なのだろう(というか、行動パターンが同じなだけ?)。
昼食は宿の隣のマクドナルドで食べた。ウィンドウには「レストラン」と書いてあった。そうか…レストランなのか…ファストフードとは言わないの…?
チーズバーガーとコーラを頼んだが、味は日本のものと一緒で安心した。

みんなで移動中。

昼食後は市庁舎ホールにてリハーサル。日本の近代的な四角くて大きい役所とは大違い、街の景観を乱さない伝統的でおしゃれな建物だ。
3階+天井までぶち抜きの吹き抜けのロビーが今日の演奏場所。
打楽器類はもう運び込まれていたのでセッティングするだけだったが、ステージが狭い! クラリネットの客席側の席は落ちそうだった。
その後楽器を組み立ててリハ。今日も天気がいいので、ガラス張りの天井を介して熱がこもり、まるで温室のように暑い。
船吹のリハの後音楽学校の生徒さん達がリハ。昨日の子達??
指揮を振っているのは、よく見ると昨日トラックの運ちゃんだと思ったお兄さん。
……音楽学校の先生だったんですね。通りで楽器の扱いに慣れてると……。
楽器や譜面台の手配など、こちらで準備を進めて下さった方。大変お世話になってるのです。
知らなかったとはいえ、運ちゃんなんて言ってごめんなさい。。。
ゲリラライブ!喜多原さんのパフォーマンスinオーデンセ
生徒さん達のリハ中、客寄せの為に市庁舎前広場で世界初演(!)「ストリート・パフォーマーズ・マーチ」を演奏。
サラリーマンからおばあちゃんまで多くの人が足を止めて聞いてくれた。
この後演奏会やるから聞きに来てねー!のアナウンスをしてそそくさと中に戻ろうとした時、ふと見上げた国旗掲揚用ポールのデンマーク国旗の隣に日の丸が!!!
15時、音楽学校→船吹の順で演奏会が始まった。さっきのパフォーマンスのおかげで300人の客席がほぼ埋まる状態に!音楽学校の演奏中も客足は途絶えることなく。

音楽学校の生徒はお揃いの黒のTシャツにジーパンというラフな格好で演奏(ビッグバンドって聞いてたけど吹奏楽じゃないの?ファゴットもいたように思う)。
Tpが最前列にいたり、配列も日本で見かけるものと違う。曲の説明も曲名と作曲者くらいしか言わない簡単なもの。
日本みたいにずるずる説明するのは好まれないのだろうか。(曲を聴きに来てるのであって話聞きに来たんじゃないのよ!みたいな…)

船吹の番になってもほとんどお客さんは席を立たなかった。じ〜ん…。
木挽き歌の喜多原先生の日の丸の扇子は大ウケだった。マチュピチュではブラボー!の声も上がった。スキヤキはタイトルを言った瞬間に皆笑顔になった。
最後の一音が消える。 演奏中は多少トラブルもあったが、そんな事も忘れてしまうくらいの大きな拍手。たくさんの笑顔。
昨日も含め多くの方々に喜んでもらえので、私達も大満足で2日間の演奏会を終えることができた。
日本から11時間飛行機に乗りっぱなしというかつてない移動距離に疲れたりもしたが、このような貴重な体験ができたので、来られて本当に良かったと思う。
Tb Nさん、2日に渡る英語での司会ご苦労様でした。
その後はお片付け&レセプション、というか飲み会。音楽学校の生徒達との交流会かと思いきや、生徒さん達はいつの間にかいなくなっていて、
聴衆の船橋市民の方と少数の現地のお客さん、音楽学校の先生と交流する。主に撮影会だったけれど。
オーデンセにお住まいのホームページ作者おでんさんも演奏を聞きに来て下さっていた。偶然にも学生時代Oboeを吹かれていたそうです。
大人はもちろんビール

魔女(?)が紛れ込んでますが。撤収して、市庁舎前広場で反省会の後は自由行動。皆オーデンセ最後の夜を楽しんだようです。

明日はいよいよ首都コペンハーゲンへ!

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